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【管理人からの回答】

 

生き物に関する研究室に所属されているとのことですので、生き物系に関しての回答をさせていただきます。

 

・全くの専門外(例えば文系出身者)が就職に際して、生物調査に興味を持ったので応募した。という人が就職ライバルであるならば、あなたの方が有利になるとは思いますが、基本的には生物系に興味がある人はそのような学部に在籍しておられ、卒論も生物に関することが多いので、大きなアドバンテージとはなりません。

 

・では逆にどのようなことならばアドバンテージとなるのかといいますと、会社の業務として使えるような研究を行なっている場合は有利になるかと思います。簡単ですが以下に有利になる研究とならない研究を記載します。

 

 ■有利になる研究

  ・●●地方に生息する両生類の生息相調査

  ・サクラソウ科植物の分類方法

  ・波長の異なるライトトラップによる蛾類採取率の比較及び適正な採取方法の検討

 

 ■対して有利になりえない研究(そこまで加味されづらいといった意味です)

  ・希少魚類●●に対する日照・水温等の産卵要因に対する検証

  ・●●湖に生息するヨシゴイの観察

  ・化学物質△△を投与した家畜に対する影響

 

何となく浮かぶ範囲で書き連ねましたが、イメージが湧きましたか?単純に言えばその研究がフィールドで応用が効くか効かないかです。

中々フィールでの調査研究というのは、単年では結果が出づらいので大学での研究として行わない大学もあるかとは思いますが、やはりフィールドを卒業研究の場としていた学生は実践にも比較的すぐ投入出来るので、会社としても楽ですね。しかし、例えば●●山に生息する鳥類の研究を行なっていた学生がいたとして、フィールドで使ってみたらその山に生息している鳥は知っているけど、他の鳥は全然知らず鳥類自体20種も知らなかったなんて話も聞いたりしますので、調査場所が細かく設定されている研究は要注意だなとか思ったりします。

 

では、そういった広大な地域や詳細な分類体系の研究をされていない学生は不利かといいますと、必ずしも不利だという訳ではないです。

ある程度は生き物に関する研究を行なっていた訳ですから、要は説明方法つまりは自分のプレゼン次第でなんとかなります。

 

(この方とは何度かメールし詳細なプレゼン方法等を指導させて頂きました。Q&A閲覧の方は申し訳ないですが、後日そのあたりのテクニックをHP上に載せますので、お待ち頂くか管理人への質問からご質問下さい。)

 

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