環境調査会社に就職・転職するための
対策&研究マニュアル
~このサイトは環境調査会社で働いている管理人がその経験や知識をもとに、
環境調査会社への就職・転職のコツを教えます~
[最終更新日:平成28年12月21日]
はじめに
当サイトをご覧いただきありがとうございます。
管理人のzaccoと申します。私は現在、環境調査会社で主に自然環境調査と環境コンサルタント業務に従事しております。
近年の環境分野への注目度や環境保全意識の高まりによって、
この業界への就職希望者は年々増えておりますが、就職枠は僅かであり
多数の方が希望通りの職につけていないのが現状です。
管理人が当サイトを立ち上げたのも、会社の後輩から
「先輩の部署を希望して就職活動したのに、
内定後配属が決まったのは別の部署だった。」
という相談や、所属していた大学の研究室の後輩から
「先輩のように生物に携わる仕事をしたいのですが、
情報が少なくどのような就職活動をしたら良いか分からないので、
教えて下さい。」
という相談を受けたことが始まりでした。
その後、色々調べた結果多くの学生が
・この業界を受けたが内定を貰えなかったこと
・漠然と自然に関わる仕事がしたいと思ってはいるがこういう業界があることを知らないこと
・就職が出来ても希望通りの職に配属されなかったこと
といった問題に直面していることがわかりました。
当社の例になりますが、例年数十人~100人前後の学生を採用します。
そのうち約40~50%の学生は環境関連分野への希望で就職活動を行っております。
40~50%の学生のうち、詳細な分野希望の内訳としては
自然環境40%、環境コンサルタント30%、室内分析20%、建設環境10%となっています。
次に実際希望分野に配属が決まる人数ですが、
自然環境1人、環境コンサルタント2人、室内分析2人、建設環境3~5人となります。
これでも多少多めに見ており、実際は分野によっては採用人数が0人となる年もあります。
就職活動を行うなかで、多数のライバルから内定を勝ち取るまでにも高倍率の競争をした内定者であっても、配属が決まるまでは安心出来ないのです。
内定を貰ってもそれが経理部、営業部などまったく環境に関係ない部署であれば環境希望で就職活動する学生にとっては、負けたと同じです。
また別の章でお話しますが、内定を出す前、厳密には面接時や書類選考の段階で大まかに配属先を雇用側はイメージしております。
当サイトではみなさんが高い倍率を勝ち抜いて希望職種に就職できるように、採用側の視点から各種アドバイスや対策法を伝授します。当サイトの内容を実践しても確実に希望職種につけるとは管理人は断言しません。それほど狭い門なのです。
しかし、当サイトの内容を知らない人よりも知っている人のほうが、面接官や試験官の心を惹きつけて環境分野への就職確立は高くなると思います。僅かな違い、ほんの数%かもしれませんが、今後40年近くの人生が決まる一代イベントが就職活動です。
希望職種就職への確立をあげて、一緒に夢を掴みましょう!!